予防歯科以上に、
歯を守るのに
優れた治療法はありません
Prophylaxis
to protect your teeth
天然歯を生涯使い続けるためには、そもそも虫歯や歯周病にならないことが最重要です。たとえ治療のためとはいえ、虫歯を取り除くために削った歯は、人工物で補うことしかできません。また、歯周病で下がった歯や溶けた歯槽骨を再生させる治療も、成功率は人それぞれで異なります。
症状が重篤であるほど歯の治療の規模も大きく、治療期間が長く、費用も高額になっていきます。初期段階で症状に気が付き、歯に対して負担の少ない治療を受けることが大切なのです。そのお手伝いをするのが予防歯科の役割です。患者さまのお口の健康を守るため、私たちにお手伝いをさせてください。
CHECK
予防歯科はこんな方に
オススメです
- 虫歯や歯周病を防ぎたい
- 一生涯自分の歯で食事を
楽しみたい - できるだけ治療にお金を
かけたくない - 治療で痛い思いをしたくない
- 口腔内をスッキリとさせたい
- 口臭を予防したい
MERIT
予防歯科へ継続的に
取り組むメリット
天然歯がたくさんある口腔状態は、「食べ物がしっかりと噛んで味わえる」以外にも、様々なメリットがあります。例えば、人間は立ち上がったり歩いたりする時、無意識に歯をかみしめて力を入れています。スポーツをする時も同様で、歯がなくなった方がインプラントを入れたらゴルフのスコアが伸びたという話もあるほど、強く噛める状態であることが重要なのです。
定期健診を利用することで大きなトラブルを防ぎやすくなり、歯を失った後の不自由さや、欠損歯を補うための治療費や通院の手間を考えなくていいのも、大きなメリットといえます。『予防』以上に優れた治療法はありません。基本的には3カ月に1回、セルフケアができている方は半年から1年ごとなど、その方に合った頻度で定期健診をご利用ください。
歯周病治療の
具体的な内容をご紹介
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定期検診
虫歯や歯周病の予防・早期発見・早期治療のために、歯科医院で定期的に口腔内のチェックと予防処置を行います。定期的に歯科医院に通っている方とそうでない方とでは、将来的に歯が残る本数が大きく異なります。いつまでも自分の歯で食事を楽しみたい方は、定期検診をご活用ください。
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TBI
TBIはT=トゥース(歯)、B=ブラッシング(磨く)、I=インストラクション(指導)の略で、歯科医院で受ける予防を目的とした歯磨き指導です。口腔ケアのプロフェッショナルが、患者さまのお口の環境を把握した上で、その方に合った歯磨き方法やデンタルグッズの使い方を指導します。
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PMTC
PMTCは、P=プロフェッショナル(歯科衛生士・歯科医師)、M=メカニカル(機械的)、T=トゥース(歯)、C=クリーニング(清掃)を略した言葉です。歯科医師または歯科衛生士が専用の電動ブラシに研磨剤をつけて、歯の表面を徹底的に磨き上げることで、虫歯や歯周病の予防を目指します。
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口腔内写真
歯の治療前や治療後、そして定期健診などのタイミングに口腔内写真を撮っていくことで、口腔内の変化を記録します。患者さまがかかりつけの歯科医院へ通い続けていると、お口のトラブルが起こった時にどういった流れで状態が悪くなったのかが分かりやすくなり、適切な治療が受けられるというメリットがあります。
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歯周病検査
歯周病検査では、メモリの付いた針状の『プローブ』と呼ばれる器具を歯周ポケットへ差し込み、その深さによって症状の進行度を判断するのが基本です。また、歯を押してぐらぐらと揺れていないかを調べる、エックス線撮影で歯を支える歯槽骨の状態をチェックするなどの検査方法もあります。
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PCR検査
PCR検査ではP=プラーク、C=コントロール、R=レコードの略で、歯列全体に歯垢(プラーク)がどの程度付着しているのかをチェックします。どの歯のどの面に歯垢が付いているかを記録し、その結果をもとに歯科衛生士が患者さまに必要な歯磨き方法の指導を行っています。
INSPECTION カリエスリスク検査とは?
虫歯菌の量が多い方、唾液が少なくて口腔内が乾きやすい方、唾液の殺菌作用が弱い方、酸に溶けやすい歯質の方など、虫歯の発症リスクは人それぞれ異なります。当院では、患者さまそれぞれに適した予防プランを立てるために、カリエスリスク検査キットを用いた口腔検査を行っています。
検査方法は簡単で、患者さまの唾液を採取して、口腔内のミュータンス菌数を測定するだけです。また、食生活を含む生活習慣をチェックして、虫歯になりやすい生活をしていないかの確認も必要です。ご自分が虫歯になりやすいタイプか、虫歯になりにくいタイプかを把握して、自分に合った口腔ケアの方法を身につけましょう。
予防と美容に役立つ
ガム(歯茎)マッサージ
ガム(歯茎)マッサージとは、歯茎を中心にお口の中を適度な力でマッサージすることです。お口の中や周囲の血液やリンパの流れを促進し、老廃物の除去による代謝機能の向上や唾液分泌量の増加、組織へ栄養を適度に行きわたらせます。
また、日常生活では使わない筋肉を伸ばし、粘膜をストレッチすることで、お口周りをスッキリさせることも可能です。虫歯や歯周病の予防、エイジングケアにも役立つマッサージです。
歯や歯茎を傷つけず
お掃除するエアフロー
エアフローは、虫歯や歯周病のメンテナンスに大きな効果を発揮する予防処置の一種です。専用のパウダーをジェット流水で歯に吹き付けることで、歯の表面や奥歯の溝、歯と歯の隙間や歯と歯茎の間にこびりついた汚れを徹底的に除去します。
また、歯ブラシで磨くだけでは取り除けない、ねばねばするバイオフィルム、茶渋、タバコのヤニなども効率的に取り除けます。歯の表面エナメル質は、傷がつくと虫歯ができやすくなります。スケーリングのように歯や歯茎へ刺激を与えないため、お口の組織に優しいのも、エアフローの特徴です。
PMTC
PMTCで
より丁寧な口腔管理を
歯科医師や歯科衛生士など、国家資格を持つ口腔ケアのプロフェッショナルがプラークコントロールをすることを、PMTCといいます。お口の検査を行った後、スケーリングで歯石を取り除き、専用の機器と研磨剤を使って歯の表面を磨き上げます。お掃除でお口の中がきれいになった後には、天然歯へフッ素を塗布して虫歯菌の働きを抑制するのが、PMTCの主な流れです。
定期的なPMTCにより、虫歯予防、歯周病の予防と進行抑制、エナメル質の強化などが期待できます。歯の表面を磨き上げてツルツルにすることで、歯垢や着色汚れが付着しにくくなったり、歯ブラシで磨いて落としやすくなったりと、セルフケアへ効率的に取り組みやすい口腔環境に整えることが可能です。
CONFIDENCE
白い歯で自信を持って
笑い、話す
白く艶のある美しい歯は、清潔で健康的に見えるだけでなく、若々しい印象を与えます。当院が提供しているオパールエッセンスを用いたホワイトニングでは、従来のホワイトニング方法と比べて透明感のある自然な白さを再現できるのが特徴です。
また、患者さまの目指したい歯の白さや、ライフスタイルに合わせて、3種類のホワイトニング方法を選べるようにいたしました。少ない施術で歯を白くできるオフィスホワイトニングと、患者さまが自分のペースで取り組めるホームホワイトニング、前記2つの方法を併用するデュアルホワイトニングです。歯の変色を気にすることなく、毎日の飲食や人とのコミュニケーションを楽しむために、ぜひ当院のホワイトニングをご活用ください。
MERIT
ホワイトニングを受ける
メリットとは?
- 清潔感のある印象を与える
- 笑顔の明るさがアップする
- 口元を若々しく見せる
- 歯を削らずに白くできる
- セラミック治療に比べて
リーズナブル - 虫歯や歯周病の予防に役立つ
信濃町駅ビル歯科で
取り扱っている
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師あるいは歯科衛生士がお口の管理をしながら行うホワイトニングの方法です。歯科医療に関する国家資格を持つ者のみが扱える、濃度の高い薬剤を用いることで、少ない回数で歯を白くできます。
信濃町駅ビル歯科では、オフィスホワイトニングに『オパールエッセンスBOOST』を採用しています。ホワイトニングを効率よく行うためには、薬剤が新鮮であることが重要です。その点オパールエッセンスBOOSTは、施術の直前に過酸化水素水と活性剤を混合するため、常に新鮮な薬剤が使える新しいシステムとなっています。
薬剤は35%の過酸化水素水を含んでおり、エナメル質からの脱水を防ぎ、知覚過敏が起こりにくいのも特徴です。LEDライトの照射も基本的に行わないため、歯にむらがほぼできません。高濃度の過酸化水素により1回~2回の少ない通院で歯をしっかりと白くできます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、患者さまが歯科医院で施術方法の指導を受け、作製した専用のトレー(マウスピース)を持ち帰って、ご自宅で取り組むホワイトニング方法です。トレーに低濃度の薬剤を注入して一定時間歯に装着することで、ゆっくりと歯を白くしていきます。患者さまの都合の良いタイミングに片手間で取り組めることから、忙しい方にもご利用いただきやすいのが特徴です。
信濃町駅ビル歯科がホームホワイトニングで取り扱っているのは、オパールエッセンスです。薬剤は粘度の高いジェルタイプで、知覚過敏が気になる方には過酸化尿素が10%のタイプ、短期的に歯を白くしたい方は20%のタイプをおすすめしています。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するのが、デュアルホワイトニングです。オフィスホワイトニングによって少ない通院回数で歯を白くしつつ、その状態を定着させるためにホームホワイトニングを同時期に行います。
オフィスホワイトニングのデメリットは、早く歯が白くなるのと同様に、早く色戻りをしてしまうことです。そのマイナスを補うために、ホームホワイトニングで薬剤をしっかりと歯に浸透させて白さを保ちます。また、定期的なメンテナンスとホームホワイトニングを継続することで着色汚れを防ぎつつ、透明感と艶のある歯を作ることが可能です。虫歯や歯周病の予防にも役立ち、歯の寿命を長期的に維持することにもつながります。
FLOW 治療の流れ
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カウンセリング・
事前説明初診では簡単なカウンセリングと、ホワイトニングの方法についてご説明いたします。
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口腔検診・歯の色の
測定・口腔内撮影患者さまの口腔検査を行い、虫歯や歯周病がある場合には、進行度によって治療を優先します。ホワイトニングの前には歯の色を測定し、患者さまが歯をどの程度白くしたいかと、実際にどのくらい白くなりそうかのすり合わせをして、納得した上で治療を開始します。また、施術前に歯の撮影をしておくことで、ホワイトニング後の色の変化を分かりやすくお伝えしています。
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口腔内のクリーニング
ホワイトニングの前は、必要に応じて歯垢・歯石・着色汚れを取り除きます。患者さまのお口の状態により、クリーニング方法は変わります。歯石が付いている場合はスケーリングを、着色汚れが強い場合にはPMTCで歯の表面を磨き上げることで、薬剤を浸透しやすくできます。
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ウルトライーズの装着
施術前にウルトライーズと呼ばれるトレーを歯列に装着し、知覚過敏抑制ジェルを30分かけて歯にしみこませます。知覚過敏の起こりにくい状態にしておくことで、しみるような痛みによってホワイトニングを中断するリスクを低減させることが可能です。30分経ったら、ジェルをきれいに除去します。
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開口器の装着・
歯茎のガードホワイトニングジェルが唇や頬の粘膜へ付着しないよう、開口器を装着します。さらに、患者さまがブロックを噛んだ状態で歯の表面を水洗・乾燥させて、歯茎と歯の際部分を青色の樹脂で覆います。これは歯茎をホワイトニングジェルから守るための措置です。
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ホワイトニング剤
の塗布歯の表面へ丁寧にホワイトニング用のジェルを塗布します。
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再度ホワイトニング
剤の塗布塗布したジェルを一度除去して、再度歯の表面にホワイトニングジェルを塗布します。
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口腔内の水洗・乾燥
ホワイトニングジェルを取り除くために水洗した後、歯の表面を乾燥させます。
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歯の色の測定
施術後の歯の色を測定し、施術前とどの程度変化したのかを比較します。患者さまにご確認いただき、より白くしたいとご希望いただいた場合には、再度ホワイトニングを行います。
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口腔検査・
専用トレーの作製・
口腔内撮影まずは患者さまの口腔内が、すぐにホワイトニングを開始できる状態かどうか検査をします。虫歯や歯周病がある場合には、知覚過敏の原因となるので、ホワイトニングの施術前に治療を行います。口腔内に大きな問題がなければ、ホワイトニングの準備の開始です。
必要があればお口の中をクリーニングしてから歯型を採取し、患者さま専用のトレー(マウスピース)を作製します。また、事前に口腔内を撮影して歯の色の記録を撮っておくことで、ホワイトニング後の歯の色と比較できるようにしておきます。 -
ホームホワイトニング
の施術指導作製した専用トレーを使って、ホワイトニングジェルの入れ方・ジェルの適量・ホームホワイトニングの手順などをご指導いたします。ご自宅でスムーズに取り組めるようにするためにも、分からないことがあれば遠慮なくご質問ください。
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ホームホワイトニング
の開始持ち帰ったホームホワイトニングのスターターキットを使い、患者さまのご都合の良いタイミングで施術に取り組んでください。過酸化尿素の濃度が10%のジェルは1日1時間を2セット、20%のジェルは1日30分を2セット行う必要があります。また、1セットごとに5時間空けてください。
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トレーを外し、
歯の表面のジェルを
除去する既定の装着時間が経過したら、手を含む素肌や衣類にホワイトニングジェルが付かないように気を付けながら、トレーを歯列から外してください。歯の表面に残ったジェルも、歯磨き粉などを付けずに歯ブラシで除去します。
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トレーの洗浄・
お手入れトレーに付着したジェルを流水につけながら、歯ブラシで洗浄します。その際、お湯や洗剤を使わないでください。洗浄後は清潔な環境で乾燥させ、ケースに入れて保管しましょう。
なお、ホームホワイトニングのジェルを使い終わったあとも、トレーは捨てずに取っておいてください。歯科医院でオパールエッセンスのホワイトニングジェルを追加購入すれば、患者さまの好きなタイミングにホワイトニングを再開できます。